zentotanan

クラゲのように泳いで生きたい

椎名林檎が苦手なわけ

特にアンチではありませんし、単純に音楽の才能はすごいなぁと思っています。

 

ただ、昔から苦手だったので

何かとメディアで彼女の音楽をきくたびに

ひっかかって、何が原因なのか自分でわからなくて

よくよく考えてみました。

 

何度もいいますが音楽的な才能は

素晴らしいのだと思うし

バイタリティや体力や精神的なタフさは

他に類をみないほど

陳腐な歌詞やただのメンヘラって訳ではないし、小説的な作家さんですね。

訳あり女っていうカテゴリーだと分類しています。

苦手なのは声と歌い方、それから曲の組立方?声は鋭くギターのような楽器的な歌い方ですが、その中に自己顕示欲があふれています。

あざとさ、俗っぽさ、欲望

そんな感じ。聞いている人の欲を引き出そうとか とにかく欲と自己顕示欲

楽曲もそんなところに収まる気がします。

ファンの方は音楽というより、彼女の世界観つまり宗教にはまっているような気がする。

 

否定ではなくて、分析しただけで

単純に苦手なんだと思う。

彼女が不倫や略奪ばかりするというニュースをみてなんだか さっぱり腑に落ちてすっきりした。

彼女は生殖行動をしているのだ。

常に。音楽でも。 

彼女にとっての音楽はそうなのだ。と

 

それは人生を肯定することで、

生きることを肯定しているので

とても尊い事ではないか。

 

でもちょっとまてよ。

モラルを壊すための音楽で、その活動を布教するなら責任が伴う

 

やりたいことを

やり尽くす

そうして命を使おうとしてるのだろうが

人を傷つけていい理由にはならないな

 

私達は人間なのだから?

 

彼女の欲望は止められないだろうし、

その方が音楽も生産的になるだろう。

しかし彼女は何かを間違えた

音楽的才能と切り放さなければならないが、

そうもいかない

 

いきることの肯定は素晴らしいものだ

しかし、我が強すぎることへの肯定は

破滅を招く可能性かある。

 

彼女はピアノやバレエを習っていたし、

留学もしていた。少なくとも普通よりはお嬢さまだ。すべてが戦略的、ビジネス的思考で野心的でそれが成功した。

音楽を完成にツールとして使いそれが成功した。おそらく本当に音楽を愛してる訳ではなく完璧に道具として利用できた人だ。

しかし、自分は

この思想にひっかかっているのだといるのだと気づいた。

 

率直に生きることと、愛をもっていきることは必ずしも=にならない

生み出すことに捕らわれすぎるのは

危険だと思う

自己肯定が高いのか劣等感が高いのか

略奪は人のものが欲しくなる病気

欲に正直すぎるのはこわい 

相手のことを考えていたら略奪はしない

そうできるというのは想像力が足りないのか

それでも関係なくというなら

音楽もきっとそうなのだろう